実家の車庫や庭先で、カバーをかけたまま何年も動いていないバイク。原付が物置の脇に置きっぱなし、というケースもよくあります。
車と違って車検がない排気量もあるため、「乗らなくなったけれど、そのまま置いてある」状態が長く続きやすいのが、バイクの特徴です。
動かしていないバイクでも、手続きをしていない限り止まらないものがあります。
動かなくても、買取の対象になります。エンジンがかからない、タイヤがパンクしている、外装が割れている。そういう状態でも部品としての価値があるため、引き取ってもらえることが少なくありません。「動かないから価値はない」と決めて廃車費用を払う前に、一度査定に出してみてください。
本人の同意のうえで、買取または廃車の手続きを進めます。廃車にすれば翌年度からの軽自動車税は止まります。
バイクは相続財産です。名義変更(相続による移転登録)をしてから売却するのが原則になります。必要書類は排気量で異なり、原付は市区町村、軽二輪・小型二輪は運輸支局が窓口です。
買取業者が手続きを代行してくれることが多いので、申し込みのときに「所有者が亡くなっている」と伝えて、必要書類を確認してください。
ナンバープレートを返納します。自賠責保険が残っていれば、解約して残りの保険料が戻ることがあります。
自賠責保険の解約は、こちらから申し出ないと返ってきません。廃車の手続きだけして保険をそのままにしているケースが多いので、証明書を探して、保険会社に連絡してください。
動かないバイクを自分で運ぶのは現実的ではありません。引き取りに来てもらえるサービスを使うのが基本です。遠方に住んでいる場合は、帰省のタイミングに合わせるか、親御さんに立ち会ってもらう形で日程を組みます。
バイクだけでなく、車や農機具が一緒に残っていることもあります。実家に何が残っているかを整理するところから、お手伝いできます。