実家の片付けで、意外に判断が難しいのが趣味のコレクションです。鉄道模型、ミニカー、プラモデル、フィギュア、ラジコン、モデルガン。親が集めていたものもあれば、自分や兄弟が子どもの頃に置いていったものもあります。
量があるうえに、価値の幅が極端に広いのが厄介なところです。一箱で数万円になるものと、まとめて処分するしかないものが、同じ押し入れに混ざっています。
すべてを自分で見極める必要はありませんが、「これは分けておいたほうがいい」という当たりだけは付けておくと、あとの作業が楽になります。
いちばん効くのは「箱を捨てないこと」です。模型やフィギュアは外箱の有無で評価が変わります。かさばるからと先に箱を潰してしまうと、そのぶん下がります。
細かく仕分けようとすると必ず止まります。鉄道、車、フィギュア、プラモ、その他の5つくらいに寄せるだけで十分です。
全部を並べる必要はありません。箱の背表紙や、まとまっている棚を数枚撮って送るだけで、おおよその話ができます。
段ボール数箱なら宅配、押し入れ一面や部屋一室なら出張が現実的です。
値段がつかなかったものを持ち帰ってもらえるか、処分費がかかるかは業者によって違います。申し込む前に確認しておくと安心です。
実家のコレクションで揉めやすいのが、「誰のものか」です。自分が置いていったものだと思っていたら親が買い足していた、兄弟が自分のものだと思っていた、というのはよくあります。
親が存命で、本人の持ち物を売る場合は、必ず本人の同意を取ってください。亡くなったあとであれば相続財産にあたるため、まとまった金額になりそうなものは、きょうだいに一声かけてから動くほうが、あとの揉め事を防げます。
押し入れ一面がコレクションで埋まっている、というご相談はよくあります。どこから手をつけるか迷ったら、まず状況を聞かせてください。